4年生で、中学受験を始めるというのはどうも一般的になってきたようです。これはひとつには、学校のカリキュラム進行が遅くなってきて塾のペースと合わなくなってきたのも理由にはあるようです。実際に塾の授業に参加するためには、ある程度計算力や読解力が身についていないといけないので、通塾の時期が早くなってきているのでしょうか。しかし、やはり私は2教科で十分だと思うし、できれば自宅で自分で学習する姿勢を身につけてからの方が塾の効果があがると思うのです。
自分で復習をしたり、宿題をやったりすることは、受験勉強を続けるうえで大切な要素ですが、それが身についていないまま、塾に行くと塾の速いペースや組み分け試験にたちまち行き詰ってしまうケースが少なくありません。むしろ4年生で基礎力をしっかり固めてから塾へ行ったほうがいいでしょう。
ただ、参考書や本をお母さんといっしょに勉強するのが、なかなかうまくいかないという話も聞きます。そこで今回は4年生用のDVDを作ってみたわけです。
塾の授業をそのまま収録した形にして、ノートをとる練習もあわせてしようと思いました。実際に4年生ではなかなかノートがとれないという子もいるので、いい機会になるのではないでしょうか。単科制の塾が少ないので、4年生でもう習い事やスポーツをあきらめてしまう子もいるようですが、できればもう少し続けてほしいので、ご家庭での一助になればと思います。
DVD教材「4年算数じっくり教室」
くわしくはこちらから
はじめまして。小4の息子の受験を検討しているうちに、こちらにたどり着きました。先生のおっしゃる通り、基礎学習が本当に大切であると痛感しております。ただ、中学受験は特殊なので、やはり問題を解いていくテクニックも備えていないと、かなり難しいんだと思いました。受験はゴールではなく、入学してからが大切だと思っています。それには、受験のためのノウハウとは別に、入学してからも通用する学力が必要ですね。息子は野球がやりたくて、早実を希望しています。今の学力的には、数英は中学2年生程度、国語は小6程度の読解力です。(毎日プリントを解いています。)なるべく今しか出来ない遊びを保障しながら、受験に備えたいと考えています。センター南は近所なので、通塾を検討しているところです。
のん気すぎる親でしょうか・・・。
田中です。
いえいえ、そんなことはないのではないでしょうか?
むしろご家庭がしっかり方針を立てて、家庭にあったやり方を進められるのが、お子さんにとって一番良い方法ではないかと思います。