開成の校長先生は、入学式の時にお母さんたちに対して「ご卒業おめでとうございます」と声をかけるそうです。
以下読売新聞の記事からの引用です。
柳沢校長は「小学生の男の子の教育はいま、お母さんが多くを担っているが、男の子が大人に成長する過程は、同じ経験をしていないお母さんにはわからない。異性の子にはかわいいという気持ちが先に出て、男の子がなかなか自立できなくなる」と指摘。その上で「男子の中高一貫校では入学したての中1のすぐそばに、ひげをはやし、声の低い高校生がいる。そういう先輩と接することで、男の子は男の子として自立し、成長できる」と語る。
さて、開成のお母さんたちはどうするでしょうか? すっと手を引いてくれるか?
いやいや、そんなに甘くはないでしょう。ママの影響を絶対に確保したい?ところではあろうかと思うのです。
しかし、子どもたちは男子校独特の雰囲気の中で好き勝手を始める。その好き勝手がやがて子どもたちの可能性を広げることになるわけですが、それはママたちの思惑とはどんどん外れていくところはあるわけで、しかし、これらの学校は明らかにそれを手助けしようとしているわけです。
男の子は同世代の女の子に比べて精神年齢が低いので、共学校の場合はママの影響ばかりでなく、同級生の女子の影響も出てくる。しかし、これはなかなか排除できない。
その意味ではやはり放任型の男子校というのは独特の雰囲気が生まれてくるわけです。男の子を育てるにあたり、放任型の男子校という選択はなかなか魅力的だと思います。
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