中学受験は結局中学2年までの過程をある程度は勉強しなければなりません。
今年から小学校の指導要領が変わりますが、小数や分数の計算は5年生でも十分ではないでしょう。したがって4・5年生のうちに小数、分数の計算はある程度がんばらなければいけない。
そして、それが理解できると、今度は比や速さ、相似形など算数が難しくなっていきます。似たような問題を学校の問題集で探してみれば、中学2年の数学に出てきたりします。ということは、6年生になると一気に勉強の質も量もあげなければいけない。
だからどこかでがんばる必要があります。
といって、3年間、ずっとがんばり続けることは困難なのです。
4・5年生ではある程度算数、国語に注力してしまう。そして、6年生の1年間とにかくがんばってみることだと思います。
先日、授業で子どもたちにも同じような話をしました。
「ここで、がんばるかどうか、君達の可能性がぐーんと大きくなるか、そのままかになるからね。やってやろうという気概を持たないとだめだよ。」
空白の3ヶ月になるか、それとも充実の3ヶ月になるか、まずは気持ちが大事ということでしょうか。