- 今日から、お母さんは月曜日だから仕事。夏休み最後の子もいれば、すでに学校に行った子もいるでしょう。
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さて、今日の勉強の予定はちゃんと組んである。だから、かえってチェックすれば・・・という予定を考えておられたとして。
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帰ったら、何にもしてない! あるいは半分もやっていない!
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ということは、よくあることです。6年生はさすがにない?いやいや。子どもによっては、まだそんな意識がない子が少なくないでしょう。せっかく夏休み最後だし、遊んじゃったっていいよね、なんていう論理はすぐ出てくる。
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そして、家への帰り道、くらーい気分になってくる。
「さて、なんて言い訳しようか」
「友達から誘われちゃったんだからな、うん、それがいい」
なんて、そんな理由は成り立たないことは百も承知。でも何かいわないとまずい。
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で、お母さんの気持ちとしては
「いいかげんにしてよ!」
なのだと思うのです。
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中学受験の場合、子どもの精神的成長は中途半端なので、確かに受験モードに切り替わって、しっかりやる子もいれば、親の目を盗んで、何とか遊ぼうと思う子もいる。また、中途半端な態度に終始する子もいるでしょう。
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だから、中学受験は万人には向かない、と私は思います。
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そういう子に対して親がどうしても入れたいという考えなら、ガンガンに締め付けるしかありませんが、まず効果はうすい。本人がその気になっていないのだから、うまくいくわけがない。
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だから、私はとっとと中学受験から手を引くべきだと思います。チャンスは与えたけれど、実行しなかったのは本人。だから、何もいわずに塾をやめさせてしまえば良いと思うのです。
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「え、でも、これまでがもったいない」
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いやいや、これからももったいないのです。土台、ついていなければ勉強しない子はついてやるしかないのです。それができなければ、後は本人任せにするしかないわけで、それで落ちたって仕方がない話でしょう。
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だから、とっととやめてしまう。
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そうすると、子どもはどうするか。
「ママは本気だ!」
と思うのです。今まではとはいっても、許してくれたのに。やばいなあ。 って。感じるのが遅いのもそういう子の特徴でありますが。
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それで、本人が改心するならば、それでもいいが、本人がラッキーと思うようであれば、やはり受験のタイミングが違っていると考えた方がいいのです。
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子どもは親が本気だと思うと、やはり考えざるを得ない。そこが根本的なスタートラインになる子がほとんどです。で、そうなってはじめて受験になる。子どもを本気にさせるには、親も本気でかからなければいけない、ということなのです。
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