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5年生、6年生と秋はボリュームが増える時期です。
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例えば1週間の勉強の予定を立てたところで、学校行事もあり、なかなか進まないというケースもあるでしょう。
「あれも、できなかった。」
「これも、終わっていない。」
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しかしワーキングマザーのみなさんには、
「じゃあ、子どもの勉強を見る時間があるか?」
というと、そうではありません。
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だから、気持ちだけ不安になる。焦りがでてくる、という場合があるでしょう。
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私は以前、お母さん用の手帳を作りました。(ディスカヴァー今年の手帳)
子どもの手帳だけでなく、お母さんの手帳を作った意味は、お母さんの気持ちを整理するためなのです。
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確かに子どもの勉強を見る時間は少ない。ただ、すき間の時間に、子どもの勉強を考えてあげることはできるのです。
少なくとも、子どものスケジュールを把握していれば、
「ここまではできるが、ここまではできない」
ということがわかるでしょう。
(私の手帳のミソはお母さんのスケジュールとお子さんのスケジュールが並立しているところです。)
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だとすれば、そこで勝負を続けていくしかないのです。でも、ここまでできている、ということが明確であれば、それで戦略を立てることはできます。
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先日、5年生のお母さんと面談をしたときのこと。
「あれも、やれないし、これもやれていないし。」
そう、できないことばかりに目が行っているのです。でも、それでは子どもの可能性を引き出すことはできません。
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例えば5年生であれば、今はとにかく算数に集中することが、ポイントになるだろうし、6年生であれば、まずは第一志望の過去問と決めていけばいい。
「ここまではできているし、ここまでなら出来る可能性がある」
と考えてあげれば、見える道があります。
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そして、その中から、お子さんの可能性を引き出せばいいのではないでしょうか。
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できないことばかりを考えてはいけない。できること、実行可能なこと、そしてそこから出てくる戦略。
ビジネスに携わっているお母さん方ならではの進め方があるのではないでしょうか?