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うちの娘が受験のとき、入試が終わるたびにVサインで帰ってきました。
「なんだ、できたのか?」
「ううん、場合の数が出なかった!」
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つまり、本人は場合の数が大嫌い!だったので、できた、できなかったより、場合の数の問題が出なかったことの方が良かったと、まあ、さほどの場合の数は嫌われやすい。
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算数の場合の数、理科の電気、子どもたちが苦手にしやすい分野なので最初にDVDにしたわけなのですが。
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場合の数は、とにかく検算ができない。
速さの問題なら、割合の問題ならあてはめてみると、正解かどうかわかります。
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しかし場合の数は、あてはめようがない。つまり解いても、本当にあっているか、自信が持てない。だから、気持ち悪い。で間違える。「ほら、やはりできない」というイメージになりやすい。
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しかも最近の問題は、場合わけをして数える問題が増えてきています。作業を伴うし、勘違いもしやすい。ただ、本人が落ち着いてものを考えられるか、を試すには格好の材料なのです。
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数えるにはコツがあります。
それはある方向を決めること。小さい順、大きい順。
右から左で大きくする、など自分でルールを決めてから、分類を始めること。
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軒並み思いつくままにやってはいけない。だから自分でルールを考えることです。
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立方体の展開図は11個あります。これもある程度ルールを決めて数えることができます。
(回転したり、ひっくり返して重なる図形はすべて1通りです。)
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11個書き出せるか、やってみてください。
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ちなみに分類の方法としてよいのは
(1)横4つの正方形に2つを加える・・・6個
(2)横3つの正方形に3つを加える・・・4個
(3)横2つの正方形に4つを加える・・・1個
だと思います。