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我々が中学受験をしたころ、世界の工場は「日本」でした。(ん?ちょっと年齢のサバを読んでるか?)
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世界史で産業革命のころ、世界の工場は「イギリス」でした。
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今は? もちろん「中国」です。
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入試にでる、統計もさまざま変わってきています。
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例えば、一昔前の統計といえば、4大工業地帯の生産額、日本の輸出入のトップ5、あるいは日本の輸出入相手国、トップ5などでした。
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今は、例えば「食料自給率」、「インターネット通信量」「楽曲のインターネットによるダウンロード数」「軽自動車の販売数」
使われる統計は変わってきています。
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「そんな統計まで見てない」というお子さんが多いでしょう。
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「見なくていい」です。
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ただし、なぜか、を考える姿勢はしっかり持ってほしい。
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何で楽曲のダウンロード数が伸びた統計が出てくるのか?当然便利だからです。結果としてレコード屋さんが減ってくることになる。
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なぜ軽自動車の販売数が伸びるのか?
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不景気になり、温暖化も影響し、ガソリンが高くなれば、燃費のいい、軽自動車に注目が集まる。
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これらのことを、試験会場でしっかり考えられるか?
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ということなんです。ニュースを見ている、新聞を読んでいる、もさることながら、お父さん、お母さんとそういうことを
「どれだけ話しているか?」にこれらの問題を解く鍵があります。
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過去問もさることながら、今年の話題、しっかり振り返っておきましょう。間もなく新聞やテレビでも今年の重大ニュースをまとめてくれる時期です。
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しっかり切り取って、あるいは録画して、確認しておきましょうね。