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1月末に風邪を引いて、体調を壊し、2月1日からの受験はまったくふるわず。
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そこまで準備していなかったので、慌てて2月4日の学校を探し、最終的にはそこにしか合格できず。
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親子ともども、がっかりして、虚脱感あふれる2ヶ月をすごし、入学式を迎えてしまいました。
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「もう一度高校受験をがんばるか?」
ということは家族で何回も話し合いましたが、子どもは、
「もういい。この学校でいい。」
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彼にとっては、なかなかつらい経験であったそうです。
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しかし、学校に入ってみると、案外この学校はおもしろかった。
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受験校ですから、勉強の進みは速いが、彼の学力からすればちょうどいいぐらい。
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クラブ活動は活発で、彼はそこでテニスを始めます。
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中学時代は、どちらかといえばテニスばかり。勉強は手を抜いていた、といってもいいでしょうが、学校の成績は悪くはなかった(よくもなかった?)状態でした。
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そして高校進学。
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そこで衝撃的なことがおこります。
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「テニスのインターハイ出場。」
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インターハイは全国大会です。そこに出場することができた。勝ち進むことはできませんでしたが、学校も応援してくれるし、ヒーローになった。
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そこで初めて冷静に中学受験を振り返った。
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「この学校に縁があったんだ。」と。
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ひとつの目標を果たしたので、今度は受験をがんばろうか、ということになり、そうなるとテニスで培ってきた体力もものをいい、見事現役で東大に行きました。
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この4月、6年生は中学校に進みます。
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親としては、この4月に進む学校での生活をこれから大事にして、子どもの成長に「ベスト」の学校にしようと、考えればいい。そしてこの入学試験を、しっかり見守ってあげましょう。
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いいご縁のある学校ができますように。