第106回 受験の持ち物(1)

    受験の持ち物は、学校によって違います。
    例えばコンパスや定規、分度器などが持ち物に入っている学校とそうでない学校があります。
    算数で作図の出題がある学校では、こういう持ち物が必要になります。すべて、試験実施要綱に書かれていますから、すべての学校の持ち物を書き出してみると、はっきりするでしょう。
    昨日、そのコンパスを使った授業をやったのですが、案外、うまくない。
    円を書くということで、すでに手間取ってしまっている。これは、もう少し練習させないといかんなあと思いました。
    それから気になるのが筆記用具。
    最近あちこちでみかけるのが「合格鉛筆」と称するもの。
    あれは、私は試験では使わない方が良いと思います。
    どうも、「ポキポキおれやすい」ものがあるらしい。
    合格鉛筆がポキポキおれるのは縁起が悪い。だから、筆記用具は自分が用意したものがいいでしょう。
    最近の塾通いをする子どもたちのかばんを見ると、まあ、いろいろついていますね。某大手の塾のかばんには、ごていねいに塾が用意した札が下がっていますが、さらに子どもたちオリジナルのお守り袋もいっぱい。
    「神様がけんかしないもんかねえ」
    と前に聞いたことがありましたが、子どもは涼しい顔で
    「大丈夫、チームを組んで応援してくれます!」
    といってました。
    まあ、これまで勉強で使ってきた道具をしっかり準備して、つれていきましょう。
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