この2年間、全国の塾を拝見するチャンスがありました。
いやあ、どこに行っても塾はあるんですね。今週も栃木に行く機会がありましたが、まあ、どの駅にも何か塾があるのです。
塾は飽和状態といってもいいのではないかと思います。ただ、各社はまだまだ水平展開をしていますから、これからも競争は厳しい状態になるでしょう。
問題は、本当にいい塾になっているのか?という問題。
いい塾とは何か、というとやはり成績があがる、できるようになる、というのが一番かなと思うのです。
安くても、教室がきれいであっても、子どもができるようになっていなければ、それは塾の役割を果たしてくれてない、ということではないかと。
私がずっと違和感を感じる言葉に「塾はサービス業」というのがあります。
確かにそういう側面はあるだろうが、子どもや保護者のいうことだけを聞いていると、絶対にできるようにならない、と思うのです。
その意味ではコンサル業と思うので、耳に痛い言葉も言わなければいけない。(もちろん言い方には気をつかわないといけないのですが。)
で、そういう観点で子どもたちや保護者にいろいろなかかわりをもちながら、しっかり成績を上げていけるかどうか。授業がいいとか、テキストがいいとか、まあ、いろいろありますが、
結局、できるようになるかどうか、子どもがやる気になるかどうか、が大事だと私は思います。
それが達成されていないとすれば、塾を変えてもいいのかもしれない。学校と塾は違います。学校にはいろいろな側面がありますが、塾はやはり成績があがって評価されるべきと思うのです。
お子さんが通う塾で、成績はあがりましたか?