どうも、中学受験の過熱化はいろいろなところに波及しているようで。
先日もある週刊誌の編集者と話をしたのですが、毎週必ず中学受験の話題を
取り上げているそうです。そうすると部数が伸びるとか。そういえば、今日の
中吊りでもずいぶんそんな記事が目立ちましたね。
確かに中学受験は小学生の受験ですから、親がかかわる場面は多いと思います。
最近ではお父さんが帰宅後、子どもたちの算数や理科を見ているという話も
聞きます。
子どもたちの勉強を見ていただくのは大いに結構ですが、ただ、やり始めると
どうしても加熱気味になる可能性がありますから、十分注意してください。
多くのご家庭の場合、お母さんがお子さんと多くの時間を共有して、叱咤激励
されていると思います。そこにお父さんがまたいろいろとやり始めると、
子どもたちの逃げ場がなくなってきます。
むしろお父さんはお母さんの話を聞いてあげてください。そして上手にブレー
キをかけてほしいのです。ここまで受験率が上昇してくると、当然競争は
厳しくなりますが、一方で小学生の受験であるということを頭の中にいれて
おかないと、子どもたちが十分に吸収できる余力を持っていませんので、
大きな問題がおきてくる可能性があります。
「おれのころはそんなに勉強しなかったなあ」と言ってお母さんからヒンシュクを
買うくらいでも良いのではないでしょうか?
上手にバランスをとってあげてほしいと思います。