コーチングの課題(5)

勉強は子どもが自発的にやることがもっとも望ましい。実際に強制してやらせても、「いやいや」やる中ではなかなか身につきません。

ただ、強制することに意味がないかといえば、そんなことはない。

例えば計算問題を毎朝3題、100日間続けたとしましょう。これはどんなに眠かろうと、必ずやるということを強制します。
3題ですからまあ、10分もかからないでしょう。

1日終わったらマルを1つ。こうやって100日間続けたとき、子どもが100個のマルを見てどう思うでしょうか?

そう、自信がつくのです。「やればできるんだ」ということがわかる。このために強制は必要な面も当然あるのです。

ただし、すべてを強制されてくれば、子どもも親も息が詰まってしまうでしょう。

あくまで勉強は自発的に、自分ができると思ってやることが望ましいのです。ただ、「どうせ、できないし」「やっても無理だから」という考えを持ちやすい子どもには、「強制」して「自信を持たせる」ということも大事なテーマでしょう。

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