秋の学習の中で、もっとも重要視しなければならないのが「ていねいさ」です。男の子は特に直すところが多いかもしれません。
(1)字のていねいさ
ていねいに字を書かないと読んでもらえないかもしれない、あるいは間違って読まれてしまう、そういう可能性はなくしておかなければなりません。どこからどう見ても0にしっかり見える字、9や6にならないようにしないといけません。
(2)問題を読むていねいさ
勝手に文章を読み飛ばしていたり、条件を勘違いしていたり、これは大人でもよくありますkが、やはり原点は問題文。問題文を何度も見て、確認することがミスを防ぐ方法になります。
(3)式や計算を書くていねいさ
昨日、回転体の表面積の問題を出していましたが、途中で3.14の計算を始めてしまい、合計で間違えた子がいました。最後まで式を書ききって、3.14の計算は1回でまとめる、ていねいに式や計算を書けば間違えを減らすことができます。
(4)答えを書くていねいさ
「できた」と思ったときに間違えるのが一番多いもの。求めるものは何なのか、確認すればよいのに、その確認を飛ばしてしまうのです。
成績の良い子たちは間違えないのか?といえばそうではありません。彼らも人間ですからミスをします。そのミスを試験時間内に発見して、修正できるから点数が良いだけなのです。秋の学習では単に問題を解くだけではなく、これらの点をしっかり修正できるように緊張感を持って練習してください。