高望み受験?

中学受験は以前から「高望み受験」といわれてきました。

最初の受験ということもあるし、まだ子供たちも小さいので、ある程度目標を高く掲げていく、その結果として十分に成績は伴っていないが第一志望は譲らないという受験スタイルでしょう。

四谷大塚の合不合判定テストを見ても、第一志望に関しては偏差値50以上の学校にほぼ8割の受験生が志望を出しています。

この傾向はここまでずっと続いていますが、高校受験や大学受験とは際立って違いがあるでしょう。ただ、今年に限って言えば第二志望以降に関しては割と柔軟な選択が目立ってきているようです。これは以前から今年の受験の予測が厳しく、ある程度安全な学校を第二志望以降選ぶ傾向が強く、塾の指導もそういう方向に進んで行ったと見るべきでしょう。

結果として第二志望以降の合格ラインが昨年よりも上がる傾向が出てきています。そういう意味では各校のレベルがあがってきていて、偏差だけではなくスクールカラーやクラブ活動、指導方針などさまざまな要素を考えていただけるようになったのではないかと思っています。

全体としては10%増、受験総人員は5万人以上、受験率は20%近くまで跳ね上がる可能性があるといわれている入試ですが、子供たちが自分たちの力を大いに発揮して念願の志望校合格を手にしてもらいたいと思います。

高望みというよりは、むしろ志高くということで、がんばってもらえればと思います。

カテゴリー: 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法   パーマリンク

コメントは受け付けていません。