6年生のこの時期、何かにつけて、「うるせえなあ」という子。
「何、その言い方は!」と怒ろうものなら、それから1時間は勉強にならず「まったく、何様よ!」と思われている方も少なくないでしょう。。
あるいは、今までまったくなかったしゃれっ気が、そこそこに顔を出し、家に帰ったら、自室にこもったまま、何をしているか、わからないという女の子。
この大事な時期に、と思われるかもしれません。
しかしここまでくると、子どもは自分である程度いろいろなことをやれるという気持ちがあるので、人からいろいろ言われたくないと感じるのです。
もう一人前だと思う気持ちがスタートするころでもありますから、恋愛やおしゃれに興味が出てきたとしても、ごくごく普通の話。
ただ、それが受験期に重なるので、「この大事なときに何をやってるんだろう」とつい親は思ってしまうものなのです。
こういうとき、親はどういう態度で接すればいいでしょうか?
頭ごなしに子どもの気持ちを押さえつけてもいけないし、かといって腫れ物に触るような態度もだめです。
メリハリをつけましょう。。
本人が自分でやりたいと思っても、それが良い方法ではないと親が思うのであれば、そこをしっかり納得させる必要があります。
最早、何でもかんでも親の言う通りになる時期ではありません。だからといって、12才ですから分別が十分ではない。親の保護は必要です。
親も自分の子どもだと思って甘えず、一人の人間として、その子の自由な発想を妨げず、かといって自覚を持って生活することの規律は忘れず、というメリハリのある態度をとるべきでしょう。
「うるせえなあ」は成長の証です。だから、子どもの成長を認め、新たな子どもとのコミュニケーションのやり方を考えていかなければなりません。これが、中学生の反抗期に向けて、新たな準備になります。まだ今のうちは少し距離を置くと、すぐ心配になってきます。
ただ、中学生になってからの反抗期はそれではすまない。だから、今のうちに子どもとある程度しっかり話ができるようにすることが大切です。
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