■親の方はそろそろ出願の準備を始めなければなりません。受験する可能性のある学校はすべて願書を用意してください。書き損じを考えると1校について2部ずつ用意されるのが良いと思います。
■手元に書類がそろったら、すべての書類を一度コピーして、実際に書き始めてください。何を用意しなければならないのか、実際に書類を書いていくと明確になります。写真も用意しなければならないでしょうし、学校によっては調査書、通知表のコピーがいるかもしれません。
■写真は早めに写真館で撮ってもらいましょう。カラーでも白黒でもかまいませんが、最近はカラーの方が増えているようです。学校で指定がある場合はその通りにしてください。写真のサイズは各校ばらばらですので、一覧表を作っておくと便利です。
■最近は調査票を求めず、通知表のコピーで足りる学校が増えました。ただ二期制の学校では、出願前に通知表を手にすることがありません。コピーをとり忘れている場合は、学校の先生にお願いしてコピーを用意しておきましょう。3期制の場合は2学期の通知表をコピーしておきます。
■一番苦労するのが志望動機を書くことだと思います。面接のある学校では、これを元に質問される場合がありますから、しっかりと準備をしておくことです。子どもにも良く読ませておくといいでしょう。念のため、コピーをとっておいて、試験前に確認しておくことも大切です。
■願書は各校で似ている場合がありますから、学校別にボックスファイルを作ってその学校に関係のある書類はすべてそこにいれるようにしておきましょう。勉強するのは本人ですが、手続きは親がやらなければならないので、しっかり準備してください。
(田中 貴)
(2005年11月13日)