5年生も6年生も毎週の単元やカリキュラムはなかなか難しくなってきました。
5年生は割合が出ているし、6年生は比と速さや比と図形など複合問題の学習が進んでいます。特に複合問題は、実際に比の使い方や旅人算がわかっていないと、なかなか進まないでしょう。かといって、復習をしようにも時間が不足してしまう。だからまた中途半端な理解にとどまってしまうのです。
やはりここは、どちらかにしぼった方がいい。つまり本当に全部わかることができないのなら、基本だけでもしっかり学ぶようにするということです。
どの塾でも基本問題があるでしょうから、そのレベルまではしっかりやりあげるということにしてみてください。基本ができれば、あとは応用の枝葉は第一志望の入試傾向で伸ばしていく方法があります。やることをしぼらないと、なかなか結果が出てきません。むしろ結果を出すことによって、子どもたちに意欲や自信を与えていく必要があります。
例えば基本問題まではできるという確固たる自信は、今後、応用力を伸ばしていくには非常に大きな力になるでしょう。今の時期は基本に徹する、そういう学習プログラムと目標を立ててみてください。
6年生の比と速さや比と図形などは、まさにおっしゃる通りですね。基本に徹する重要性を改めて気付かせていただきました。有り難うございました。
いつも大変お世話になっております。6年生です。
この時期、基本を重視した演習とは具体的に何をやればよろしいのでしょうか? 予習シリーズの基本問題、練習問題、例題は4年生、5年生と、一通り済ませ、ほとんど正解のようですが、(演習問題集は復習していません。)本番のテストになると思ったような点数が取れません。組み分けテストや範囲なしのテストでの8割以上の正解を目標にしているのですが、6割前後しかとれません。条件の読み落としをよくやります。(以前やったことのある問題と同じ条件だと早とちりする、兄対弟の速さの比を求めなさいというところを、弟対兄で書いてしまうなど、毎回パターンは違いますが、必ず2,3問そうやって間違えます。)応用問題集は、それぞれの回の週にA,Bやっておりますが、復習はやっていません。週例テストはテストの直後に自力で解けるように見直しています。スピードアップも大きな課題です。どうすればよろしいでしょうか?
思うに、式や計算をていねいに書いているでしょうか?
まずそこを徹底することが第一。
次にできなかった問題をしっかり復習することです。たくさんの問題(たとえば、応用問題まで)手をださずに、ていねいにできるまで練習することの方が今の段階では大事でしょう。
それができるようになったら、応用問題にステップアップしていくとよいのです。
あまり先を急がず、(たとえばスピードはあえてつける練習をするのではなく、だんだん速くなればいい)と思えばいいでしょう。
お役に立てば幸いです。
田中先生
早速のお返事ありがとうございます。
申し訳ございませんが、重ねて質問させて下さい。
基本問題、練習問題については、いつも殆ど正解です。今回(10回)は予習シリーズ、演習問題集とも基本、練習、全問正解だったそうです。しかし、今回の週例では5割少ししか、正解しませんでした。応用のA問までは、いつもすらすら解いています。(30分で終わります)B問では、少し時間がかかり、いつも1,2問はわからない問題があるそうです。(1時間ぐらいかかります。)このような場合、とけない問題を丁寧にやる、というのはB問のわからない問題を解法を記憶するまで繰り返す、ということなのでしょうか?
計算、式、図については、以前はとばして、暗算でやってしまうことが多かったのですが、計算間違いが多いので、途中式を丁寧に書くように注意しましたので、家で問題を解くときはきちんとかいているのですが、テストになると、スペースが少ないのと、時間がなくてあせるためか、やはり、式をはしょってしまうことがあります。式を全てかくと、確かに余計にごちゃごちゃとして見難くなって
しまうこともあるのですが、なにか工夫がありますでしょうか?
沢山の質問、もうしわけございません。