最近の子どもたちは作文を書く機会がめっきり少なくなりました。
だからというわけではないでしょうが、子どもたちの国語の答案を見ていると、やはり記述の問題を飛ばす傾向にあります。それほどむずかしいと思わない問題でも、「ちょっと見て面倒だ」「ちょっと見て難しそう」というだけで、飛ばしてしまうのです。飛ばしてしまえば、もう0点が確定してしまいますから、やはり書く練習をするべきなのですが、4年生・5年生にとってはなかなかそのエネルギーを出すのが難しい。
やはり書きなれるということが重要です。
そこでひとつの工夫として、学習スケジュールに日記の欄をもうけてはどうでしょうか。
毎日のことを書くというのは子どもたちにとっても壁があるので、学習の記録をつけるというのでいいでしょう。例えば、「算数の2番と3番は難しかった。」とか「徳川幕府がなぜ300年続いたかの理由は、なかなかおもしろかった」という感想を書き込めばいいのです。後から振り返れば、それなりに学習の指針作りに役立つでしょうし、何より、子どもたちが文章を書く機会を増やすことができます。
ぜひ実践してみてください。