第10回 スケジュールに日記の欄を

最近の子どもたちは作文を書く機会がめっきり少なくなりました。

だからというわけではないでしょうが、子どもたちの国語の答案を見ていると、やはり記述の問題を飛ばす傾向にあります。それほどむずかしいと思わない問題でも、「ちょっと見て面倒だ」「ちょっと見て難しそう」というだけで、飛ばしてしまうのです。飛ばしてしまえば、もう0点が確定してしまいますから、やはり書く練習をするべきなのですが、4年生・5年生にとってはなかなかそのエネルギーを出すのが難しい。

やはり書きなれるということが重要です。

そこでひとつの工夫として、学習スケジュールに日記の欄をもうけてはどうでしょうか。

毎日のことを書くというのは子どもたちにとっても壁があるので、学習の記録をつけるというのでいいでしょう。例えば、「算数の2番と3番は難しかった。」とか「徳川幕府がなぜ300年続いたかの理由は、なかなかおもしろかった」という感想を書き込めばいいのです。後から振り返れば、それなりに学習の指針作りに役立つでしょうし、何より、子どもたちが文章を書く機会を増やすことができます。

ぜひ実践してみてください。

母親講座2DVD母親講座第2回「家庭学習をどう充実させるか」

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ
にほんブログ村

カテゴリー: 新パパママ先生合格術   パーマリンク

コメントは受け付けていません。