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働くお母さんにとって、夏休みはなかなか手に入らない長期の休みといえるでしょう。でも、受験生を抱えている、今年はゆっくり旅行にもいけないし、子どもの面倒もみなきゃいけないし、・・・。休みの前にブルーになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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しかし、子どもが大きくなった親の立場としていえば、あの夏休みはなかなか楽しかったなあと思うのです。
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子どもといっしょに勉強する、というのは多分小学生が最後でしょう。高校受験になると、子どもと塾だけの話になってしまうことが多い。思うに、中学受験を経験されている保護者の方のブログは多いが、高校受験のブログは塾の先生の方が多いのです。
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だから、今年は子どもと勉強できる、最後の年だ、という気持ちを持ってください。
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その上で、計画を立てたり、何をいっしょに勉強するか、ということを考えてみる。教えなければいけないことはないのです。いっしょに勉強する。その気持ちでいいのではないでしょうか。
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算数の問題をいっしょに解いてみる。子どもが出来て、お母さんができないということもあるでしょう。それだけで、子どもはがんばっていることが、わかるというもの。
その時間を共有することを、この夏休みの楽しみにしてください。
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中学校に入ってしまうと、夏休みは部活に追われ、家族といっしょに、などという時間はまあ、少なくなっていきます。子どもも、親といっしょにいるよりは、友達と遊びに行きたいと思うのが普通です。だから、この夏休みは子どもと楽しむ夏休み、としてその時間を楽しく過ごす工夫をされたらいいと思います。
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子どもたちも反抗期に入っているでしょう。うるさく言われたら、そっぽを向いているかもしれない。けれども、まだ第一次反抗期にすぎないのです。手に負えないのは、親が火に油を注いでいる場合が多い。むしろ、うまい距離感を保ってあげれば、子どもはやはりお父さん、お母さんを頼るものなのです。(あまり頼らせてもいけません。お母さんが入れてくれるぐらいに思っている子は少なくありませんから。)
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良い夏休みにしてください。
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