文部科学省が来年度概算要求の中で放課後こども教室をほぼ全校に設置する案を盛り込むことになりました。これが実施されると小学校のほぼ全校で、放課後6時~7時までの間、子どもたちを預かってくれて、スポーツや学習を無料で教えてくれることになります。
これは大変すばらしいと思っています。お母さんが働いている子どもはもちろん、そうでない子どもたちも学校でいろいろな遊びをする、スポーツをする、勉強をする、大学生や退職後の教員が相手ですから子どもたちの安全も確保されるし、何よりお母さんが安心していられるのが良いと思います。
もちろん民間教育の中では重複するサービスを提供しているところもあるかもしれません。しかし、民間教育はあくまで公教育で手が届かないところをしっかりフォローするためにあるわけで、その意味で内容の差別化が元から必要なのです。
実際この構想は突然出てきたわけではなく、2年前から実施が検討されてきたものです。その上で何が必要なのか、民間教育が加わることで選択肢が増えて保護者にメリットが出来れば、少子化の問題の解決になるでしょう。
そうすれば子どもの数全体が増えて、民間教育にはまたチャンスが出てくるのです。
あまりクローズアップされていない報道内容なのですが、実はなかなか良い案だと私は思っています。