6年生も忙しいが、実は5年生も忙しい。毎週、新しい単元が出てくるし、宿題も多いし、組み分け試験もあります。
塾の先生が出す課題は、しかし、本当に全員ができるレベルではないと私は思います。ここまでこないといけない、という内容ではあるにしろ、できなければ頑張れとしか言われない。
だから、それが「できない」と「ウチの子はできない」とか「志望校には到達しない」という悲観的な見方が出てきます。そうなると、子どもたちの可能性を閉ざしてしまうことになりかねない。
できなければ、今できることを積み重ねれば良いのです。まだ受験まで日数はあるし、カリキュラムは結構速くなっている分、定着しないことが多くなるよりは、これだけはがんばる、というものを積み重ねていくことでだいぶ状況は変わってきます。
中学受験は家庭がイニシャティブを持つべきです。
子どもの精神年齢も、自立度も、習熟度も個人差がかなりあります。志望校も決まり、着々と自分で勉強できる子ももちろん、いるが、そうでない子も多い。ならば、それはそうだという前提で、先生と相談しつつ、できないことはできないと明確に線を引いて考えるべきでしょう。
「これはやらないと困ります。」の一点張りの先生は、ちょっと考え物です。代替案を考えられてこそプロだと思うのですが。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
二期制の学校は通知表のコピーを忘れずに
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ルーティンを身につける。
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