連休明けから、どの塾も新学年がスタートします。
例えば5年生の場合、この段階は新6年という呼び方をするのが塾では多いかと思います。まだ5年生だが、もう6年生だぞ、という意味で「新」がつくわけです。4月になって6年生になれば「新」がとれることになるわけですが。
塾の先生とすれば、ようやく1年が終わった、とともにまた1年前に逆戻りする。
感覚としては「おお、ここからか。」という感じが強いでしょう。受験生を教えていく過程では、もうずいぶん前のことのように思われますが、実はつい1年前のことに過ぎない。つまり、この1年間で相当、子どもたちはできるようになる、ということなのです。
最初は、「え、これもできない?」という感覚が出てくるのは仕方がない。まだ終わったばかりですから。でも、だからこそ、先生もこの時期からもう一度気持ちを入れなおして、1年間がんばろうという気にならないといけないわけです。ほんの数日で、ここを切り替えるのは多少とも大変なのですが、しかしこれも1週間、2週間と経っていくうちに慣れてきます。
「もっとていねいに式を書かないと、だめだなあ。」
「自分で図を描かないと。」
しかし、それでもついダメだしが多くなるのが、この時期の常ではあるのです。目の前で結果が出たから仕方がない部分があるわけですが、今の子どもたちは1年後ですから、「長い目で見なきゃいけない」と自分に言い聞かせる先生も多いことでしょう。
この時期、新たな先生になる子どもたちもいるかもしれません。
「今度の先生、ちょっと怖いんだよね」
ということがあるかもしれませんが、多くはほんの短い間だけですから、あまり心配しないでください。
目の前の結果を踏まえて、つい老婆心が先に出てしまっているだけのこと。だんだん子どもたちの状況を受け入れて、「まず、ここからやろうか」が始まる季節なのです。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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