第4回 地図に関する問題

■日本には47都道府県があります。その中で海に面していない都道府県を内陸県(ないりくけん)といいます。

下は関東地方の白地図ですが、この地図の中で内陸県と思われるところに斜線を引き、その県の名前と県庁所在地を調べましょう。

下は関西地方の白地図ですが、この地図の中に内陸県と思われるところに斜線を引き、その県の名前と県庁所在地を調べましょう。

■地理を学習するにあたって、まず地図の見方をマスターすることです。地図は調べる道具ですから、地図にある情報を探せるようにならなければなりません。

■そこで今回は内陸県を探すというテーマで地図を調べ、その結果を書き出すという作業をします。しかしテーマはいろいろ見つけることができるでしょう。例えば隣接している都道府県が4つ以上ある都道府県とか、瀬戸内海に面している都道府県とか、いろいろな条件を考えてみてください。

■地図は、いろいろなときに役に立ちます。例えば家族旅行に出かけるときは子どもたちに地図を持たせてナビゲーターがわりにしてください。電車に乗ったら、次の駅はとこ?と教えてもらってください。子どもたちが地図を使って問題を解決してくれるでしょう。

■さて解答ですが、関東地方は栃木県(宇都宮)、群馬県(前橋)、埼玉県(さいたま)関西地方は滋賀県(大津)奈良県(奈良)ということになります。京都はひっかかりやすいのですが、しっかり日本海に面しています。なお関西地方の白地図にはひっかけがあり、滋賀県の上の福井県がかかれていないため、あたかも滋賀県が日本海に面しているように見えていますので、注意が必要です。

(平成18年3月30日)

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