シートは全部埋まりましたか?
書き出してみると、あれもやらないとという気持ちになるかもしれません。それで結構です。
書き出すというときに遠慮は不要。とにかく、いろいろ出してみましょう。
その上で
(1)目標
(2)学校別傾向
にあわせて優先順位を決めていきます。
ただこの優先順位は、情況が変わるにつれて変わってくるでしょう。
最初は細かい知識が不足していた。しかし、だんだんできるようになったら計算間違いが増えてきた。
完璧というわけにはいかないのです。常に子どもたちは変化、成長しますから適宜対応するう必要があるのです。
時間を効率よく使うために、この書き出しシートはしっかりファイルしておいて、後でまた使いましょう。
優先順位を変えて使うこともあるかもしれません。
さて優先順位はA(絶対やること) B(できたらやること) C(どちらでもよいこと)に分けてみましょう。
いったん分けたところで、次はいったいどのくらいの時間があるのかを考えます。
どのくらいの勉強時間がとれるのか計算した上で、優先順位にしたがって勉強計画を立ててください。
ただ夏休みと違い、毎週のスケジュールが同じとは限りません。毎週の計画を書き直す必要があるでしょう。
そして毎日の学習情況をチェックしていきます。
何を勉強し、どういう結果だったのかを記録していくことで、また問題点が出てきたり、優先順位が変わったりするでしょう。しかし、そういう変更こそが学習効率を上げていく一番の方法ですから、適宜検討してください。
保護者の方が勉強を教える必要はあまりないと思いますが、むしろこういう管理は非常に重要な要素です。子どもたちは残念ながらまだここまでの計画を自分で立てていくということはなかなかできないので、ぜひ手伝ってあげてほしいと思います。