■ 応用問題ができない、という場合、先生と相談すると、「基本ができていませんからねえ。」という話が出る場合があるでしょう。それは、その通りかもしれないし、そうでないかもしれない。これは確かめればわかることです。基本問題をやってもらえれば、それがわかる。
■ 基本問題ができなければ、それは基本をやり直した方が良いでしょう。しかし、基本問題はできる、という場合も結構多いのです。これは、応用問題の対処の仕方が充分でない。
■ 基本問題は概ね、ひとつかふたつの論理でできています。したがって、その論理を理解できれば、解ける。しかし、応用問題はそれが3つ、4つと続いていくのです。その論理を得るための情報もやや複雑なところから得なければならない。例えばグラフから読み取るとか、補助線を引いてみてわかる、みたいなところがたくさんある。だから、基本ができても応用はできない、ということになるわけです。
■ この場合、基本問題をやり直すのは意味がない。もう基本はできているわけだから、むしろ応用問題をやらないといけない。では、どうやればいいか。
■ まずは解いてみて、できなければ詳しく解説を読むことです。そしてもう一度自分で解きなおしてみる。正確な解法を再現するわけです。そのとき、定石みたいに覚えない。覚える必要はありません。なるほど、このグラフからそういうことがわかるのか、とか、そういう経験を積めばいいのです。そして、また次の問題に行く。
■ それでもまた、歯が立たない、ということであれば、また同じように解説を読み直し、そして自分で再現する。再現することで、何がわかればいいのか、ということを理解することが大事です。その経験が積み重なっていくことによって、応用問題はやがて解けるようになります。
■ もともと構造が違うものだから、同じ勉強の仕方ではマスターできません。基本問題ができるとわかったら、あとは数少なくてもかまわないから、じっくり応用問題に取り組んでください。
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