得手に帆をあげて

gooサイトで「明るい子」のお話をしました。

しかし、明るい子ばかりではないのです。では、明るい子ではないと、受かりにくいのかというと、当然、そんなことはありません。ただ、試験は勝負ごとですから、明るい子は明るい子なりに勝負をするし、そうでない子はそうでないなりに、勝負をして勝つということを考えていかなければならないのです。

例えばおとなしい子であったとしても、それが堅実につながるのであれば、勝負は確実性にかけていくという方法があるでしょう。

着想がなかなかなくても、できる問題は確実にできる(こういう子が一番合格しやすいのですが)というのであれば、その力を伸ばしていくことで、合格可能性は高まってきます。

子どもたちのもつ得手をどう伸ばすか。

それを考えていくことが勝負事には必要なのです。日本の受験教育というのは、どちらかといえば短所を矯正することに力をいれます。できないことをできるようにしていく。できることをもっとできるようにするとは考えないのです。つまり、平均的にできるようにしていく、ということなのです。

ただ、誰もが嫌いな科目があり、不得手があるので、それをカバーするのは大変です。だから特に受験前半期はいかに得手に帆をあげるかを考えた方がいいでしょう。

算数が好きなら算数を本当に得意にする。国語が好きなら、どんどん国語をやるのです。
疑問に思われる方も多いかもしれませんが、自信があると、子どもは波に乗りやすい。

波に乗れば、これもできるかもしれないと後で思うものなのです。

一番いけないのは、どれも自信がないという状態。まずは一点突破してみませんか。一科目、まずはこれを得意にする。ここが私は子どもを勝負事に勝たせる良い方法だと思っています。

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