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最近の模擬試験。
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手書きの答案が帰ってくることがなくなりました。
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だいたいはコピーとおぼしき、書類。
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手書きの答案はどこへいったのでしょうか?
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多分、一時的に保存されているのかもしれませんが、年度内にはシュレッダー処理されるでしょう。今の模擬試験はデータ処理の時間を最大限短縮するために、いろいろな技法が使われています。
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その中でも、最も有効な方法は物理的に答案を移動させないようにして、ロスをカットしていることなのです。
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手書きの答案を移動させていくには、物流のコストがかかります。例えば、会場から採点される事務所へ。採点した後家庭へ。この配送だけでも本物の移動にこだわると、時間がかかります。
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しかし、答案を画像として処理してしまうと?
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そうです。最後に家庭に戻すときだけ、もう一度紙に刷ればいいだけの話になる。
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実際に画像化された答案は、タグをつけられたあと、電子的に処理され、採点(これはOCRではなく、人が採点しているところも多いのですが、)されたあとは、データに変わります。
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データに変わってしまえば、あとは回線を行き来するだけでよく、データベースで処理された後は、保護者のみなさんが1日~2日で結果をWEBからごらんになれているわけです。
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こういうところが、IT化の恩恵でしょうか。