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最近の子どもたちを見ていると、やはり幼い子が多いです。これは、少子化で子どもを見る大人の目が多くなり、いろいろ手をかけているからでしょう。いやな事件も多いので、確かにやや過保護気味に今の家庭教育が進んでいることは間違いないでしょう。
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ただ、幼い子はやはり受験には向かない。国語の読解にも響くし、入試や試験のプレッシャーにも弱い。だから、やはり幼い子の精神年齢を上げていかなければなりません。
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で、具体的にどうするか?
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今は、子どもがお母さんを頼っているという関係ですから、これを逆転させればいい。つまり、お母さんが子どもを頼るのです。
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お母さんがしっかりしている、ということは、子どもは安穏としてて、いいのですが、それではなかなか成長しない。
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だから、本人をしっかりさせるには、お母さんが子どもを頼るようにする。
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「この、勉強どうするの?いつ始めるの?」
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例えば、このフレーズ、日ごろのお母さんは強く、指導するように言うでしょう。しかし、相談するように言う。あるいは頼り気なく、言う。
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「速さがわからないの? 何やればいいの?」
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お母さんがビシビシ決めていくのではなく、相談する。
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こういわれた子は
「じゃあ、塾の先生に聞いてくる」
とこうなるでしょう。
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親は試験会場に入ってはいけないのです。もう後ろで見ているしかない段階に入ってきています。
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だから、もう頼るほうがいいのではないでしょうか? 特に男の子には、効きます。