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過去問をやると、お父さん、お母さんが採点をする、というのはよくあるやり方だと思います。
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さて、できなかった問題。どうしてます?
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直しをして、見込み点が計算できた後、それでもできない問題は、やはり解説を本人が読むべきなのです。
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ところが、この解説をじっくり読むという作業ができていない子が多い。
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確かに解説に拙劣なものもありますが、しかし、概ねプロが書いているのだから、やり方の上手下手はあったとしても解答を導き出す手順は示されている。
だから、この解説をじっくり読むという作業は、非常に大事なプロセスになります。
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私は子どもから質問を受けると、まず問題を読み、解説を読んでから、答えることが多い。
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たまに、解説よりは効率的な解き方がある場合は、自分の解き方を教えますが、いずれにしても解説は非常に参考になる。
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お父さん、お母さんが教えることも大事だが、私は本人が解説をじっくり読むべきだ、と思いますね。そして、それでもわからなければ、それは捨て問でいいのです。
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自分で解き方をトレースできて、「なるほど、こうやって解くんだ」という発見ができれば、それはそれなりに力になる。
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繰り返しになりますが、数ではありません。何年分、何校やっても、こういうひとつひとつのプロセスをていねいにこなせなければ、あまり意味がないので、ぜひしっかり時間をかけて勉強してください。