-
先日から、子どもたちに同じ話をしています。
-
つまり、いかに自分の力を得点に結びつけるか?という技術を磨こうという話です。
-
この時期になってくると、確かに勉強は進んでいる。だから、ある程度、みんな問題が解けるようになっています。ただ、一発でその解答までたどりつけているか、といえばそうではない。ミスが出たり、間違えたり。あとからやり直せばできる、家で解きなおせば、わかる。
-
わかる以上、できる可能性があるわけで、だからその可能性を最大限に活かすために何をすべきか、という話です。
-
「また、同じ話だア」
と子どもたちは思っていますが、しかし、演習形式の授業で、まだ注意を実践できている子は少ない。
-
例えば式を書くという作業も、ちゃんとやれば、かなりミスを減らすことになります。
-
図を自分で書き直す作業や、速さの問題をグラフにする作業、こういう一連の作業を日ごろから積み重ねてくれば、ここであわてて直すことはないのです。
しかし、たくさんの問題を解くことに明け暮れ、とにかく量、とにかくスピードとやらされてきた子どもたちは、ここで壁に突き当たります。
- 正確さ、正答率の高さ、が問題になってくるからです。
-
僅差の勝負を制すものは、正確さです。速さではない。
-
過去問特訓をもう一度やろうと思ったのは、ここを徹底すべきだからなのです。
-
残り2ヶ月、徹底的に得点力と正答率にこだわってください。