第一志望は譲らない

私は、基本的に第一志望は譲るべきではない、と思っています。

そんな強気な受け方はできない、と思われるかもしれません。

しかし、中学受験は子どもが最初に自分の力を試す試験です。だからこそ、まずは初志貫徹と、いきたいのです。

本来中学受験は高校受験と違い、やらなくてはいけない受験ではありません。

中学までは義務教育ですから、だれでも中学校に行けるのです。それをわざわざ受験するのは、当然、いろいろ理由があるわけですが、一番は

「行きたい中学がある」

ということだからで、それがないということになると、わざわざ中学受験をするのではなく、高校受験でいいではないか、ということになってしまいます。

高校受験は、浪人するわけにはいかないし、公立の中学もないので、やはりいろいろ考えなければいけないでしょう。

しかし中学受験の事情はそうではありません。

やれるのだから、第一志望はなるべく譲らない、という姿勢で行ってほしいものです。

カテゴリー: 2012年受験に向けて   パーマリンク

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