最近、塾でやらされ過ぎて、無気力になってしまった子のSOSが
続きました。
本人はまじめに、なんとかついていこうとするのだけれど、
塾からの宿題も終わらない。
親は、何とか塾についていかせようとして、隣について勉強したり、
怒ったり、なだめたり。
親も子もクタクタになって、「何をやっているんだろうか?」
とふと疑問に思い、サイトにメールをいただくのです。
まず、
山の登り方はいくつでもあるということ
を思い出してください。塾は山ほどあるのです。たくさんの合格者を出している
塾は、言葉は悪いがたくさん落としてもいるものです。
この塾でなければならないなどということはありません。
子どもに合う塾、合わない塾があります。
また
これだけやれば合格するという勉強量はありません。
ある子が100やって合格したとしても、他の子は50でも合格するかもしれない、
あるいは120やっても合格しないかもしれないのです。
その子にはその子のできる量があります。
その量の中で能力が発達する訓練や練習をすればいいのであって、これでもか
これでもか、とできない問題を繰り返させられれば無気力になったり、
自信をなくしたりするものです。
そんなときは、さっさと登り方を変えることです。
子どもに精神的なダメージを与えてまで合格させる価値のある中学はどこ
にもありません。
そこを親がわかっていないと、子どもたちを守ってあげることはできません。
勉強量について。
四年生の娘に四谷大塚の通信やらせているのですが、やはり勉強量が多くて大変だなあといつも思っています。最近は全部消化できないことがわかったので、理科と社会は手を抜いています。
スパイラル
四谷のカリキュラムはスパイラルですから、今、できなくてもまた学年が上がって出てきますので、その段階でがんばればいいと思います。
ありがとうございました。
田中先生のコメントを読んで少し安心しました。