中学入試はやや過熱気味です。

今年は受験生が増加し、なかなか厳しい入試でした。
2007年もこの傾向は続くものと思われますが、昨日、あるお父さんからこんな
話を聞きました。

「うちの小学校はそれほど、受験熱が高くはないと思っていたのです。兄の
時は30人学級で4人が中学受験をしたのですが、4つ下の弟の時は、11人。
びっくりしました。ちょうど兄の時の偏差値表があったので、比べてみると
偏差値が上がった学校がずいぶんあって、大変になったんだなあと実感しま
した。」

うちの娘の受験がちょうどお兄さんと同じころで、このときは確かに受験生が
少なかったのです。大喪の礼の影響もあって、学年人口も減っていました。
ところがその後、少子化の傾向は続いているものの、受験率はずっと上昇して
いて、受験者数は定員をはるかに上回っているように思われます。

ただ、こうなるとバブルみたいなもので、受験準備がだんだんエスカレートし
ていきます。

これには十分注意してください。

最後は親がストッパーです。「そこまで、無理しなくてもいい」という気持ちは
しっかり持ってください。塾は当たり前ですが商売ですから、売れた方がいいに
決まっています。

以前にもこういう時期があって、1週間に6.7日塾に行く子がいたものです。
無理にやらせたところで、受け入れる子どもにも限界があるわけですから、無理を
させないようにしてください。

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