夏休みが始まるまでに、第一志望校の過去問との相性を見るpre学校別特訓がスタートしました。
子どもたちは思い思いの過去問を持ってきて、解き始めています。しかし、スタートするときは、いろいろぐちゃぐちゃ言っていました。
「ほんとにやるの?」
「難しそうだよ。」
「この前やったとこ、やっていい?」
言いたい放題でしたが、しかし、実際に問題を解き始めるとなかなか真剣です。子どもたちはやはり入りたいと思う学校があると、俄然学習に対する集中力が違ってきます。
また、どちらを第一志望にすればいいか、迷っている子もいます。聞いてみるとどちらも魅力的な学校ですから、迷って当然でしょう。ではどちらの問題の方が相性がいいか、これはやはり考えておいた方が良い問題です。
カリキュラムがあって、なかなか今から過去問をやる時間がないかもしれませんが、私は重要な学習だと思っています。全ての範囲をこなすということは、子どもたちにとってはなかなか大変です。それよりは夏以降、自分の目標の学校の傾向に絞って学習を組み立てることが、大逆転には必要なことなのです。
その意味でもぜひ一度か二度、過去の問題をやる時間を作ってみてください。