昨日あるお母さんと面談をしていて、いつから塾に行くべきかという話になりました。
中学受験の準備を始めるとなると私は5年生最初からだと思うのです。実際に入試に出題される勉強がスタートするのは4年生の3学期から5年生の1学期です。ただ多くの塾はそれがセットコースになっているので、そこから週3日の塾生活が始まります。
これは確かに負担が大きい。だから4年生から勉強を少しずつ始めていき、塾の生活にも慣れてもらう必要があります。
だからといって4年生の勉強が直接入試に出題されるわけではありません。もちろん子どもたちの力の基礎をつくるわけです。
その分の勉強は当然、家でもできるでしょう。この前もメールの相談の中で体を鍛える必要があるので、通塾の時期をなるべく遅らせたいというお話がありました。もちろんそのために通信教育教材を使って家で学習するわけですが、それもひとつの方法です。
山の登り方はいくらでもあるし、お子さんの精神年齢や体力のことも考えて、上手な受験方法を考えてください。あくまで家庭が道を選ぶ、ここを忘れてはいけません。