大手進学塾には当然競争があるわけですが、どうもそれは、より多く、より早くという方向に進んでいるように思います。
より多く・・・たくさんの問題をこなすこと
より早く・・・早い段階ですべてのカリキュラムを終えること
今のカリキュラムは、私が「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」で書いた「飛び級」ぐらいのスピードになっています。つまり、以前に比べて半年以上前倒しになってきています。また、子どもたちが処理しなければならない問題(私には到底、勉強しているという感じがしないのです。)は1.5倍なのか、2倍なのか、まあ、いずれにしても増えているでしょう。
ある塾のプリントを丹念に整理していたお母さんが、そのプリントの厚さを見て、「とうていできるものではない」という印象を持たれたという話を伺ったことがあります。まさにその通りでしょう。
で、その分個人塾とか、地元にある1~2拠点の塾がむしろ「ゆっくり」「じっくり」やっているのです。子どもたちのためを考えれば、そういう選択が出てきておかしくない。
しかし、どうも塾の競争は多く、早くになりがちであって、それが有名中学合格者の数の源泉になっている、と思われているところがあるように思います。
たくさんやったって、早くやったって、合格しない子もいる。逆にじっくり、ゆっくりやって合格した子もたくさんいるのです。
ただ地元の塾の数を集めることはないから、その数には目がいきにくい。一つの塾で1人や2人御三家が入ったって目立たないでしょう。ただ、その子たちは自分に合った塾を選んでそれが実を結んだのです。
このあたりのことは、お父さん、お母さんがしっかり見極めてほしいと思います。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
算数のテキストの繰り返し方
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7月26日の問題
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