私はなるべく授業で問題ややり方を写させるようにしています。特に3・4年生の頃からそのくせをきちんとつけていくように指導しているのですが、そのくせがつかないと自分で図を描いたり、表を書いたりすることができません。
先日、6年生の授業で出した問題も場合わけをしてひとつひとつ書き出していく問題を出したのですが、そのくせがついている子は一目見れば、分類の方法が正しいかどうかまで、すぐわかります。ところが、この場合は左側、あの場合は右側というようにどこに書いてあるか分からない子もいます。
「7の場合はどこにあるの?」
「え、ここ」
「なんでここなの」
「スペースが足りなかったから」
その結果として間違えることが多いのです。
6年生になったらきれいに書けるようになるとは限りません。したがって、4年生ごろからなるべくノートをきれいに書くように注意していってください。