ミスを防ぐ練習法

今日は用賀で学校別の補習です。
ここのところ、このクラスでは算数の小テストを毎回やって、ミスを防ぐ練習をしているのですが、どうしてもやはり満点がとれない。あとからやればできる問題が多いのですが、その場で一発満点が取れるかどうか、ここが大事です。

ミスは
(1)問題の読み違い
(2)計算違い
(3)自分の文字の読み違い
などがあります。

たとえば24+32.4=66.4という式を書いておかしいと思わない。
違和感がなくてすぐ先に行ってしまうと、ミスが起こるわけです。

ミスはどうしても起こります。0ということにはならない。ただ、せっかくわかった問題ならしっかり解き上げたい、ここが入試合格の最大のポイントです。

そのための具体的な方法論は、やはり
(1)式や計算をていねいに書いて、見直す
(2)問題の読み違いがないか、確認していく。
の2点です。たとえばぐちゃぐちゃと書いて、答えが出ている子はかなりミスをする可能性が高くなります。ぐちゃぐちゃ書いているから、どこに何が書いてあるかあとから見直せず、チェック機能が働きません。

6年生の夏まではある程度じっくり考える力を養ってきたわけですが、これからは得点力を鍛えなければなりません。
その意味で勉強法はこれまでとはまったく違ってくるものなのです。

カテゴリー: 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法   パーマリンク

ミスを防ぐ練習法 への2件のコメント

  1. 山田正 より:

    過去問
    はじめまして、中学受験講師をしております山田と申します。1年前に田中先生の著書で先生を知ったのですが、ブログに出会えてびっくり&感激してます。お気に入りに加えさせていただきました。先だっては四谷の合不合で成績が下がった子も多く、一番大変な時期だと思います。私も一受験生のつもりでがんばっています(http://kyoiku.info)
    {/hiyo_uru/}

  2. 田中 貴 より:

    こちらこそよろしくお願いします。
    トラックバック拝見しました。
    またじっくり読ませていただきます。
    よろしくお願いします。

    PING:
    TITLE: 駒場東邦中学からこの1題
    BLOG NAME:中学受験・高校受験・塾・家庭教師 こども活性化プロジェクト

     本格的な過去問シーズンに入りました。
     
     過去問を解いていると、何回も解いたりしてつい暗記に走りがちです。が、過去問を通じて「題意を捉える」訓練をしておかないと本番では通用しません。
     
     そこで、駒場東邦中学の問題を通して、その …