社会の入試問題の変化

最近の社会の入試問題は長くなりました。電話帳を見ていても、一番薄いのは算数。逆に一番厚いのは国語なのですが、社会もだいぶ厚くなってきています。

これは実はグラフィックに原因があります。つまり、入試問題を作るためのグラフィック処理能力が格段に上がったのです。学校で作る版下の段階で、地図や写真をいろいろ入れられるようになった。だから写真や地図、グラフ、表などの資料がまあ、たくさん出てくる。

昔は問題文すら手書きだったのに今は活字が当たり前。入試問題がカラー印刷されている学校もあります。

で、そうなると明らかに増えてくるのが地図の問題です。

以前は地理の問題はどちらかといえば、地名や山脈、盆地などの名前を覚えることが大事でしたが、今はそれが地図上のどの位置にあるか、ということをしっかり認識していないといけない。

地図で言えば国土地理院の地形図がやはり良く出題されます。地図記号などは本当に昔に勉強した、(4年生の最初ぐらいでしょうか。)後、ぜんぜん振り返っていないかもしれませんが、結構入試問題に出されているのです。

ですから、最近の入試問題を横断的にやっておくのは非常に良い勉強だと思います。例えば地形図の問題だけピックアップしてみると、案外聞かれることは同じだったりする。縮尺や等高線の間の距離、A地点とB地点の高度差を出したり、傾斜を比べたり。

あまり昔の問題にさかのぼっても仕方がないので、社会についてはここ3年ぐらいを集中して、その代わりいろいろな学校の問題を解いてみると良いと思います。

中学入学試験問題集 2013年度受験用 社会編―首都圏有名国立・私立中学校173校全問題収録

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