第25回 気候に関する問題

■日本は南北に長いので、国土の面積の割には、地域によってだいぶ気候が違います。今日は日本の気候区分についての問題です。下の図を見てください。

■左の日本地図で①~⑥までの地域に分けました。右のア~カのどのグラフが当てはまりますか?

①は沖縄ですから、平均気温が一番高くなります。したがってカがあてはまります。②は瀬戸内式気候です。瀬戸内海の沿岸は中国山地、四国山地に囲まれているために季節風が夏、冬ともさえぎられます。ただ気温は温暖ですのでアがあてはまります。③は中央高地ですから、気温が低く降水量もそれほど多くはありません。しかし、北海道ほど寒いわけではありませんからイがあてはまります。④は日本海側ですので当然冬降水量が多くなります。したがってオになります。⑤はさしている→があまり良い位置にないのですが、これは太平洋側の気候を示しています。したがってウになります。最後⑥は北海道ですからエを選べばよいことになります。

■答えは①カ②ア③イ④オ⑤ウ⑥エとなりました。

■ 気候区分としては①南西諸島気候 ②瀬戸内式気候 ③内陸性気候 ④日本海式気候 ⑤太平洋式気候 ⑥北海道気候などとも呼ばれています。

(平成18年4月20日)

カテゴリー: 学力を上げるこの一問   パーマリンク

コメントは受け付けていません。