■下の図のように直角三角形ABCをBを中心に120度回転させました。このとき図の斜線部の面積を求めなさい。
■この問題は入試でよくお目にかかる問題です。パターン問題といってもいいかもしれません。斜線部の面積を求めるためには全体の面積と引く面積を考えます。
■ 全体の面積は半径20cmのおおぎ形と直角三角形の面積です。一方斜線部を求めるために全体から引く面積は半径16cmのおおぎ形と直角三角形の面積です。直角三角形の面積は同じですから、求める斜線部の面積は20cmのおおぎ形から16cmのおおぎ形を引けばいいことになります。
■したがって20×20×3.14÷3-16×16×3.14÷3=48×3.14=150.72平方センチメートルということになります。
(平成18年5月7日)