第48回 速さに関する問題

■A,B,Cの3人はそれぞれ学校から駅に向かって同じ道を歩きました。Aが学校を出発したとき、Bは学校から70mのところを、Cは学校から300mのところを歩いていました。Aが駅についたとき、Cも同時に駅に着きました。またAが駅に着くまでにかかった時間はAがBに追いつくまでにかかった時間の2倍でした。Bの速さは毎分56m、Cの速さは毎分48mでした。Aの速さは毎分何mでしたか。

■Aが駅に着くまでにかかった時間がBに追いつくまでの時間の2倍だったということはAはちょうど真ん中でBに追いついたということになります。AとCは同時に到着していますから、AがBに追いついたときCとの距離は150mになっているはずです。最初BとCの間は230m離れていましたからその差は80m近づいたことになります。ということは?

■Bの速さとCの速さの差は8mですから80÷8=10分でAはBに追いついたということがわかるわけです。

■そうなるとBとの差70mを10分でなくしたわけですから70÷10=7 7+56=63ということで答えは毎分63mと求めることができます。

(平成18年12月23日)

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