過去問の練習方法

今日から学校別特訓です。

子どもたちはそれぞれの第一志望の過去問を解き始めています。この後、採点、直し、質問とあって1つのステップが終了。次の問題へと進んでいきます。採点は我々指導員がやり、その後子どもたちが直しをします。この直しの過程が非常に重要です。半分くらいは「計算間違い」「問題の読み違い」「勘違い」などのミスです。なぜ間違えたのか、どうしたら次にこういう間違いをしなくて済むのか、指導員から注意を受けることがたびたびですが、そこで具体的にどう「ミスを防ぐか」を習得していきます。

もうひとつは質問。これはわからない、という問題があるでしょう。が、実際に「今解けなければいけない問題か。」「最終的にこれは捨ててよい問題か」を判断する必要があります。現状の力に合わせて指導員が判断し、必要があれば解説する。そこで一段階レベルが上がっていくわけです。

この過程が第一志望の過去問から始まって類題までこれから半年間続きます。何が良く出るのか、自分はその範囲で何ができないのか、だから何をすべきなのか、子どもたちが問題意識をもって勉強していく過程も、また習得すべき内容であるのです。

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