切り替えが早いことは悪いことではないが・・・

例えば模擬試験で大失敗をしてきた。

塾の課題をまるっきり忘れていて、成績が急落した。

まあ、いろいろな失敗があるでしょう。で、当然、そういう失敗をすると子どもは落ち込みます。泣いて、自分のベットにもぐりこむ、なんてこともあるかもしれない。

しかし、と思った瞬間もうケロッとしてごはんを食べている子もいます。

まあ、何と切り替えが早いことか!!

でも、これは悪いことではないのです。だって逆を考えてごらんなさい。いつまでも、いつまでもぐずぐずされているよりは余程良い。

ただし・・・

何が悪かったかも、きれいさっぱり忘れてしまう、という性質でもあるので、そこは何とかしておいた方が良い。

反省ノートがあればいいのではないか、と思います。

どうせ忘れちゃうんだから、なら、記録として残しておく。こういう失敗をしましたって。それで後は忘れてしまっていいでしょう。

で、しばらくしてお父さん、お母さんは読み返してみてください。

何か打つべきヒントがそこに出ていると思いますから。

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第143回 レベルに合わせる

■ よく組み分けテストを回避する家庭の話を聞きました。まあ、いろいろ事情はあるのかもしれないが、1回の回避だけならクラスが下がらないとか、特別ルールもあるのでそれをフルに活用されるご家庭もあります。

■ しかし、結局のところで言えば落ちるときは落ちる。でも落ちた方が指導する側は良いと信じています。つまり、これはその子の力とやる問題のレベルを合わせる必要があると感じているからでしょう。例えば、あまり出来ない子がトップ校の入試問題を与えられたって、なかなかできない、というか、手の出し方がわからない。やはり本人がここまでやれているので、あとこのくらい加えたところの問題をやると、さらに伸びる、というような感覚が塾の先生にはあって、なるべく子どもの力に合ったところで勉強するのがいいのだ、と思うものなのです。

■ 一方親は、やはりやる気を考える。「落ちたら勉強しなくなるかもしれない」「自信を失ったらどうしよう」というような心配をするから、まあ、できるならばなるべく落ちないに越したことはないと思うので、いろいろ策を講じる。

■ しかし、そうすると子どもは「じゃあ、お母さんが学校に入れてくれるかもしれない」と思うこともあるのです。そんなばかな!?と思われるかもしれませんが、結構信じている子がいる。きっとお母さんが入れてくれるって思ってるんです。勉強しなくとも。

■ そうならないためには、早めに自分で気づいた方が良い。自分がやらないとどうしようもないことなのだと。そして自分のレベル感にあった問題を解いて、少しずつまた力を付けていけばいいのです。

■ あんまりドラスティックにやるからナーバスになるところはあるのだけれど、ドラスティックにやらないと効果がない、というところもあるので、まあ、そこそこの距離感でやっていってください。

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立体に関する問題

すべての辺の長さが6cmである三角すいABCDにおいて、辺AC、ADをそれぞれ3等分する点のうち点C、Dに近い方をそれぞれ点P、Qとします。
また点Rは辺AB、BC上を動く点とします。ただし、点Rは点Aと点Cには重なりません。
3つの点P、Q、Rを通る平面で三角すいABCDを切ったときにできる2つの立体のうち、点Aを含む立体を、点Cを含む立体をとします。

(1) 点Rが辺ABのちょうどど真ん中にあるとき、の体積の比を最も簡単な整数の比で答えなさい。

(2)点Rが辺BCを3等分する点のうち点Cに近い方にあるとき、の体積の比を最も簡単な整数の比で答えなさい。


(1)
の方は三角すいの

\frac{1}{2}×\frac{2}{3}×\frac{2}{3}\frac{2}{9}

になるので、

は1-\frac{2}{9}\frac{7}{9}ですから答えは2:7になります。

【答え】2:7

(2)PQRを通る平面とBDの交点をSとするとPQとCDは平行になり、RSとCDも平行になります。

したがって底面は以下のようになり、底面RTUSの部分は三角柱、底面CRTとUSDでひとつの正四面体になります。

正四面体の部分は全体の\frac{1}{3}×\frac{1}{3}×\frac{1}{3}\frac{1}{27}

三角柱の部分は底面を三角すいの断面PRTとすると高さ2cmのすい体が\frac{1}{27}なので、高さ4cmの柱体は\frac{1}{27}×2×3=\frac{6}{27}になります。

したがって\frac{1}{27}\frac{6}{27}\frac{7}{27}


1-\frac{7}{27}\frac{20}{27}

=20:7

【答え】20:7

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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