もう15年以上前の話でしょうか。
入試の応援に行くと、保護者に連れてこられる5年生のすがたを見かけるようになりました。
「あと1年よ。」
と発破をかける狙いがあるのでしょうか。入学試験は大変なんだから、というのを実感するのに、実際にやってくる受験生を見せるのはひとつの方法だろうとは思うのですが。
しかし・・・
で、5年生のその後を見ていても、そう変わるわけではない。
2月1日に突然朝起こされて、入試会場に連れて行かれて、人混みを見たとしてもピンとくるだろうか、と言えばそうでもないように私には思えます。
むしろピンとくる子はすでにちゃんと目的意識を持って勉強しているから、かえってプレッシャーがかかるかもしれない。
一方そうではない子は、ただ人混みを見た、ということでしかないので、その後すっきり忘れてしまっていることが多いものです。
やはりいろいろ勉強を積み重ねていって、それで次第に自分の気持ちが盛り上がってくるのが自然でしょう。
だから、別に1年前の入試を見に行く必要はないと思います。
2月に入ればちょうど塾が休みになる時期ですから、多少ゆったりとした気持ちで過ごせる貴重な時間と考えて、遊びに行った方が良いかもしれませんね。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
試験当日の朝食と昼食
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