■ 子どもたちが成長していく過程を見ていくと、やはり親や家庭が育てる部分と、自分から育つ部分があるように思います。例えば中学受験をして私立に進めば、そこで新たな友達や人間関係が生まれるわけで、それが子どもたちの人生の一部になります。それは受験をしたから得られた部分があるわけで、これはそういう選択をしたという面では育てる部分かもしれません。
■ 一方、14~5才を過ぎればだんだん自分というものができてきて、やがて関心のあること、興味のあることに進んでいく。家業を選ぶのもそれはその子の選択の結果であって、自ら考え、自ら決断していく中で得ていく力は明らかに自分で育つ部分でしょう。
■ では、よい環境をめざして私立にいれることがすべてプラスになるか、といえばそうとは限らない。無理して入ってついていけず、かえって引き込まった子どもたちも少なくないでしょうし、あるいはスクールカラーが合わずに、もう一度受験をし直した子どもたちもいます。
■ もちろん親は良かれと思ってやることですが、それが全て良かったか、といえばそうではないかもしれません。ただ、私はそこで「ああすればよかった」と思う必要はないと思っています。
■ もし、その環境が合わないのであれば、今度は合う環境を考えてあげればいいだけのことであって、ここでなければ、と考える必要は何もない。せっかく入ったのだから、と思われるかもしれませんが、それが子どもたちにとって苦しいものであるならば、それはとっとと切り替えた方が良いのです。
■ ああ、すればよかったと考えるよりは、今どうするかを考え、全力で応援してあげればいいのです。だから、今のところは良かれと思うのであれば、受験に向かうのが良いでしょう。ただ、それがどの子にも合う道とは限りません。
■ その場合は、では次に何を考えればいいのかを、子どもと話しながら決めていく。それこそ大事な親の役割だと思います。
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