夏休みの勉強の中で、不得意な範囲やまだよくわかっていない勉強は大事な課題です。もちろんそれが、志望校の傾向に沿っていることも要件ですが、しかしテーマ別の勉強をしようと思うと、結構大変であることがわかります。
多くの塾はセットになっているので、それだけとるということはできません。
したがって
(1)自分でテキストや参考書を勉強する。
(2)家庭教師や個別指導を頼む。
ということがまあ、選択肢になってくるでしょうか。
(1)がまず最初でしょう。自分でわからないとことを、もう一度掘り下げる、これは受験勉強でなくても、今後中学、高校と進んでいく時、できなければいけない問題です。まして進学校になれば、スピードも速い分、途中でよくわからなくなることはたびたびあることです。その参考書や問題集を探す、そして勉強して納得していくということが必要になります。ただ本や問題集だけでは納得できないことも多いので、今テーマ別のDVDを作っているわけなのです。必要なものだけ勉強できればいいのではないでしょうか。
ただ、それがなかなかうまくできないと、(2)の選択肢を頼むことが多くなります。
個別指導も家庭教師も、効果があればいいでしょうが、子どもがなんとなく時間を過ごしてしまった、では意味がありません。だから親がこのテーマをこのレベルまでわかるように教えてほしいとオファーを出さないければなりません。
そういうオファーがないとすれば、(2)は役に立たないでしょう。
ですから、テーマ別の学習が課題になったら、具体的に何を勉強するか、塾の先生に相談したり、具体的な方法を見つけてあげてください。残念ながら、子どもたちはまだ一人でそれを見つけられるほど、成長してはいないので、どうしてもここは保護者の力が必要になります。
模擬試験や月例テストなどで、克服すべき課題が見つかり、それが第一志望の入試傾向に沿うものであれば、具体的に何を勉強するのか、考えて指示してあげてほしいと思います。
そうでないと、短期間でなかなか力がつかないものです。