やはり速い

5年生のカリキュラムがここにきて、一気に加速しています。

教材の問題を見ていても、もう5年生の問題なのか、6年生の問題なのか、判然としない。きっと5年生の中にはずいぶん進んでいる子がいて、6年生が頭を悩ませている問題を解いちゃったりしていると思います。

でも、そんなに速く進んでしまって、できるようになってしまうと、先先、停滞が起きやすくなる。

速く進んで、後はゆっくり、というわけにはなかなかいかない。ある程度加速度がついてくるから、同じことを繰り返しているような気分になってくると勉強に飽きてしまう、ということはあるのです。

だから、確かにカリキュラムは速いが、あまり慌てないことです。

こんなに早くできるようにならなくてもいい。じゃないと、最後の追い込み、なんて気にならなくなってしまう。

以前、飛び級をしている子どもたちがいました。意図的に1年先の勉強をする。5年生で6年生の勉強をしてしまうから、6年になった途端浪人状態になる。

ちょうど1年前にやったことをもう一度やることになるから、最初は原級の子どもたちにくらべて良くできます。

しかし、飛び級の子どもたちはだんだん飽きてくる。一方で原級の子どもたちはだんだん追いついてくる。そうなると、今度は自分はできていたのに、そんなに差がなくなってくるから、あせってしまう、ということがありました。

比と速さ、比と図形など、ここのところ入試頻出のテーマが続いていますが、あわてずにじっくり取り組んでください。今のところ、基本がわかればいい、ぐらいでもまったく問題はないですから。

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