中高一貫校の文化祭をご覧になると、なんとなくごちゃごちゃしている感じを受けることが多いかもしれません。
文化祭というのは、やはりいろいろな個性がいろいろなものを創造するわけだから、整然とするわけがない。演劇があったかと思うと、お化け屋敷があり、3Dの映画を作っている、と思う横で鉄道模型が走る。
言ってみれば、生徒たちの関心がそれぞれの方向に思いっきり広がるから、統一感なんかあり得ないわけです。
でも、そういう生徒たちの姿を見ていると、やはり生き生きしていることが多い。
やりたいことをやっている、自分でおもしろいと思うことがやれている充実感というか、楽しさを感じられる。
この楽しさは実は、生徒たちの将来にとって大事な体験です。
あまりに乗りが良すぎても心配ではあるが、しかし、そういう体験の中から自分の「おもしろい」という感性がみがかれてきて、そこから才能が開いていく部分がある。
昔は模造紙に研究発表を書く、みたいなことが文化祭の定番でしたが、最早そういうところからは一気に飛び出している感じ。
デジタル化も合いまっていろいろなデバイス、ツール、ソフトを駆使する作品は、隔世の感があります。
でも、そこにあるエネルギーは間違いなく生徒たちの成長につながっているように、思うのです。
今月はあちらこちらで文化祭がありますから、そのごちゃごちゃ感をぜひ味わってください。
その中から、子どもたちが「おもしろそうだ!」と感じることが、子どもたちの未来につながっていくように思います。
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